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「ほたる、今日はどうしたの？ って、今日の約束、ドタキャンしちゃってごめんね。勉強が追い付かなくて」
「勉強が忙しいって、本当の理由？ 私、ずっと前から気になっていたの。陽咲ちゃん、ほたると駆くんを二人きりにしようとしているのかなって……」
「ああ……うん、ゴメン。それもある」
あの鈍感なほたるも気が付くほど、陽咲の気遣いはバレバレだったらしい。実は僕も、そうじゃないかって思っていたんだ。
陽咲は周りを良く見ている子だし、昔から駆とほたるの仲を応援していたから、気を遣っているんじゃないかってね。
駆がそれに気づいているのかは、分からないけど。
「陽咲ちゃんは、私の恋を応援してくれるの？」
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