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そんなことを話しながら、子供たちの遊び場所へと移動する。ここは常に開放されているため、子供じゃなくても中に入ることが出来る。
「何もかわんねーなー、ここ」
「うん、懐かしいね」
部屋の中は、私たちが遊んでいた頃と何も変わらない。白い壁には鳩時計と、子供たちが描いた絵が貼られている。
クリーム色の絨毯の上には積木や人形などのおもちゃが置かれ、壁際には本棚が並んでいる。本棚は子供たちでも自由に取れるくらいの高さで、いろんな絵本がしまわれている。
今日は部屋の中には誰もいなくて、私と駆は自由に散策することが出来た。
駆と私は、壁際に置かれていたおもちゃボックスの前に座り、一つずつ外に出していく。
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