ぷろろーぐ

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「フグタァァ!!」 最後のオークが 首をごっそり 肉塊(ミンチ)血水泥(チミドロ)にされて あっさりと… 実にあっさりと呆気無く… 「ウソだろ…」 頭を転がして倒れました。 新しい何者かが、現れました 一難去ってまた一難です ぶっちゃけ有り得ません。 今日の所は勘弁して下さい。 「それは私達のー」 「抱き枕だからー」 へっ? いや、なんか聞き慣れないけど 昔に良く聞いた単語が。 「誰にもー」 「渡さないのー」 凄く可愛らしい声で 目の前に居る ロリータなお嬢様方達から 若干ヤンデリングな 言葉が聞こえた様な 気がしたんだけど 只の気のせいですな。 それにしても 舌舐(したな)めずりとか 似合わないですよ はしたないでしょう。 「連れてぇくぅのぉー」 「ずっと一緒なのー」 こうして俺は 可愛らしくも強く逞しい 彼女達に拉致(らち)られたのです。 いや、これちょっと 劇的(ドラマティック)過ぎません? 軽く訳が解らないよ、マジで。
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