ぷろろーぐ

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その後、何故か城からの使者(つかい)が来て 騎士の養成学校(アカデミー)に通う事になりました 。 自身に自覚は無いのですが やんごとない血が私には流れて居たらしいとの事。 俺が転生して(うまれかわって)る身で無ければ 混乱し気が動転(どうてん)していた …かもしれません、多分。 急にされた説明に二つ返事で即答(そくとう)したのには 使者の執事さんも面食(めんく)らったとの事 余程、似て居たのでしょうか、その人に… まぁ、母親が王宮付きの仕事をして居た所を見ると… 御手付きしたのは それなりの貴族(おえらがた)なのかも知れません ですが、そんな事はぶっちゃけ、どうでも良いのです 高等教育(がっこうのきょういく)(タダ)で受けられるのです こんなに嬉しい事は無い 実際、父は遠の昔(むかし)に 死んだ人間(ヒト)だと思ってたので 実感は湧きませんが一応、感謝しています さて。
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