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そんな、ある日のことだった。
「お邪魔しまーす」
この日は、僕の家に智也が遊びに来たのだ。
「二階にある僕の部屋で待ってて。お菓子持ってくるから。」
「お、サンキューな」
そして、智也が二階へ行こうと扉を開けた先には愛がいた。
「あ、弟くんだ。愛彦君だっけ?よろしくな」
「ッチ...あぁ、よろしくお願いしますね。兄と仲良くしてくれて俺もとっても嬉しいっすよ」
と、智也が差し出した右手に愛はその手を強く握り返した。あ、あれ...会話の内容はとてもいいものなのになぜだろう。2人の間にドス黒い何かが見える...
しかも、愛の笑顔が笑顔じゃないぞ...め、目が笑っていない...
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