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~そのころの愛彦side~
「.........」
どうしよう...
「はあぁあぁ....」
やってしまった。
大体、兄貴があんなに自分のことに対しては鈍感でわかってたはずなのになんであんな八つ当たりしたんだよ俺...確かに、兄貴も悪いんだけど今回は完璧に俺の責任だ。
なぜこんなことをしたのだろう...そう、少し俺は兄貴の友達の智也っていう人に嫉妬していたのかもしれない。
兄貴が毎日そいつのことについて笑顔で話して、別に悔しかったとか思ったわけではないのだけれど、なんか心がモヤモヤする感じがしていい気分ではなかったのだ。
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