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～視点変わります
今、少し狭く薄暗い部屋の中に2人の少年がいる。
それは、どこかとても不安げな顔をした鈴谷と、まるで何か決心をしたかのような強い眼差しをしている愛彦。
そしてさらに、この部屋の中にはしばらくの沈黙が訪れる...が、それを打ち破ったのは弟の愛彦の方であった。
「あのさ...さっきはごめん」
愛彦その声の答えに鈴谷は若干戸惑いながらもいいよ、と声を掛けた。
「それでさ...俺、兄貴に話があるんだ。大事な話。」
そうして、鈴谷の方を見た愛彦のその瞳はとても強いものであった。
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