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あとがき
お立ち寄りいただきありがとうございます。
【雨】は【空の涙】とついつい考えてしまう私。
今回の作品は、女の子の心情を映す空模様とそれを見てる男の子を綴ったものです。
泣きたいのに泣けない。
いつも我慢して笑ってる。
想いが飽和すれば
泣けない自分の代わりに
空が泣いてくれる。
そんな心情を持つ女の子。女の子の名前が《Amane -雨心-》です。
私自身が普段からよく思うことに『親しい方々にはいつも笑っていて欲しい』というものがあります。でも、生きていれば辛いことも悲しいことももちろんあって、ずっと笑ってることなんて無理なことで……
そんな時には我慢せず、時には誰かに零し、時には気の済むまで泣いて、その先にまた笑顔が戻ればと、思ってしまうんです。その笑顔が見れるまで、傍らに付いていたいなとも。
そんな想いを詰めてみたつもりです。うまく伝わると良いのですが。
少し詩からはみ出してしまってるかもしれませんが、お許し願えればと思ってます。
【第三回『女詩会』イベント】を開催してくださった清瀬美月様へ
第一回『女詩会』イベントに続き、素敵な詩の宴に参加させていただき、ありがとうございます。創作から遠ざかっていたため、生みの苦しみを味わいながらも、楽しい時間を過ごさせていただきました。
これから先も、この女詩会が、末長く続いてゆくことを祈っています。
最後に、立ち寄ってくださった全ての方に感謝を込めて
color
(Jun 18,2016)
◇◆◇◆◇◆◇
数年後
今日も雨が降ってる
雨心は傍らで笑ってる
心の赴くまま
時に笑い
時に泣き
空が代わりに
涙零すことは
きっと……
もう
ない
◇◆◇◆◇◆◇
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