1.出会い

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「やっと追いついた。 二人共置いていくなんてひどいよ~」 「すまないアンナ。 リュウがさきに行ってしまったから」 アンナはシンの話を聞いてから リュウを見てあきらめた。 「ハァ~。 まぁリュウ君がじっと待つことが 出来ないもんね」 「オイ! どうゆうことだよ!?」 「ところでアンナ 残りのサーベルウルフはかたづいたか?」 「うん。 そっちに行ったサーベルウルフ以外は倒したよ」 そんな二人を見ていたリュウは "これはなに言っても無視されるな" と思った。 「よし。 じゃあ一度依頼があった村に行って 街に戻る準備をしよう」 「うん。 わかった」 話が終わった二人は 仲間はずれされて拗ねている リュウの方に顔を向けた。 「リュウそんなに拗ねるな」 「そうだよ。 リュウ君のおかげでこの依頼 成功したもんだから」
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