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そんな二人を無視して
リュウは茂みをかき分けながら
少女が倒れている木まで歩いていった。
アンナはそんなリュウの後を追って、
シンは少し考えてからリュウとアンナを追いかけるように歩いて行った。
リュウは少女が倒れているところまで行って呼びかけた。
「お~い
生きてるか?」
「リュウ君
いきなり初対面の人にそれは‥‥」
アンナがそう言うと
倒れていた少女が目を覚ました。
「うぅ~。
……」
少女は起きると
ちょうどシンも二人に追いついた。
「おっ!
起きた、起きた」
「もぉ~」
リュウの言い方に注意するのをあきらめたアンナ
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