2.記憶喪失少女

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「わからない‥‥。 名前も‥‥。 なんでここにいたのかも‥‥」 少女の言葉に シンとアンナはかなり困ってしまった。 「んじゃ、 なんか自分の名前がわかる物 持ってないか?」 とリュウが聞いている姿を見て二人は "リュウ(君)がまともなことを言った!!" っと思った。 そう聞かれて 少女は自分の手で何かないか捜し始めた。 すると自分の首になに掛かっていることに気づき それを首から外し三人に見せた。 三人はその首飾りを見ると 銀のチェーンで下げられたシルバープレートっといった よく街などで見かける装飾品だった。 「う~ん。 やっぱこれだけじゃわかんないな」 「いや もしかしたらそのプレートになに書いてないか?」
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