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「アヤカ様…。
僕もです。
貴女が居ないと僕は本当に呼吸も出来ませんでした。
僕は死んでいるのと同じでした」
上総…。
ワタクシと同じだったのだな…。
「「永遠に一緒に居よう…?」」
どちかかでもなく二人して同じ言葉を発した。
そして、ワタクシ達は互いを見合うとクスクスと笑った。
「おーっい」
そんなワタクシ達に水をさしたのは
ーーートモヤ。
忘れてはいない。
トモヤはワタクシが、かつて愛した人。
「目のやり場に困るから、とりあえず部屋に行ったら?」
トモヤの言う通りワタクシ達の周りには
いつの間にか屋敷のモノが囲んでいて暖かな目で
祝福してくれていた。
皆…。
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