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あらすじ
中学時代に死体をみた宮野雫、根岸は恋人同士だった。しかしその死体は宮野についた神を自称する霊が鳥葬したのだという。
死体よりも雫が変わったことがショックで記憶をなかったことにした彼は宮野との関係すら忘れてしまう。高校生になり、友人の矢野原淳がきっかけで、また廃灯台へと行くことなった。
しかし、そこに居たのは神に憑かれた宮野と神が作り出していた宇宙だった。その後、矢野原は消え宮野と根岸前に現れたのは矢野原を語る別人だった。しかしその記憶があるのは二人だけで、矢野原は確かに矢野原だという。真相を知るべく廃灯台に向かう矢野原だけ似た世界から連れ出し、記憶をいじったこと。
宇宙はでき、宮野は用無しになったことを聞いて、鳥葬にされると思った根岸は宮野を抱きしめるが、その時には既に神は離れていた。そして二人の体重に耐えられなかった柵は二人ごと地面へと落としていく。
そこで根岸はあの日に告白したことを思いだす。死んだと思ったが奇跡的に矢野原が受け止めて軽症ですむ。そして、朝日と共に新しい日々が彼らを迎えた――。
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