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それから僕達は、度々アニメやゲームの話題で話すようになった。
彼は人気者だったが、他の皆と遊ぶ時間を削ってまで、僕との時間を増やしていた。
和哉曰く、「お前とオタク談義してる方が楽しい」とのこと。和哉の周りには、あまりこういった事に関する知識のある人が多くないのだとか。
コミュ障だった僕だが、和哉の紹介で少しずつ交友の輪を広げていき、和哉の他にも仲の良い友人が数人居る。
それでも和哉との時間は減らさないが。
和哉行きつけのラーメン屋へ向かいながら談笑していると、不意に和哉が立ち止まった。
「うげっ……何であの女が居るんだよ……」
和哉が心底嫌そうに呟いた声が聞こえたため、彼の視線を追ってみると。
「うわぁ」
思わず僕も嫌そうな声を出してしまった。
視線の先に居た人物。それは僕らの通う高校の女子制服を着たショートカットの美少女。
自称、和哉の幼馴染みだ。
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