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「それじゃあ君はなにか……ポルターガイストとかできるの?」
「お化けじゃないっていってるじゃん」
「うーん……ちょっとこっちきて」
「いいけど変なことしないでね」
「どんな目でみてんのさ」
彼女がぴるるるるとおりてきたので胸元を触ってみたけど、思った通りその手は空をかくばかりで彼女に触れることはできなかった。
「やっぱり実体はないみたいだね」
「うん。ないけど胸で試す必要はないでしょ」
「まあ、胸はなかったかも」
「略すな殺すぞ」
「それは難しいね。触れないってことは君が干渉できるのは視覚と聴覚のみということだから手段は限られる。視覚のみで人を殺せるとしたら、そう……悩殺くらいのものだよ」
「……」
「……」
「……」
「悩殺くらいのものだよ」
「やらねーよ?」

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