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「あ、あのね、私のことフェインさんとかじゃなくてエマって呼んで！」
その方が友達っぽい！そこまでは言わないものの、やっぱそっちの方が嬉しいのだろう。
「うん、よろしくエマ。俺もツナでいいよ。」
「俺は自由に呼んでいいぜー」
「……」
エマが気に入らないのか沈黙を貫く獄寺。もともとファミリー以外の人間には無関心なのもあるだろう。
「うん、ありがと！よろしくね、ツナ、山本、獄寺……ごっきゅん？」
「？！？！」
不意打ちのブロー喰らったような獄寺とゲラゲラ笑う山本。
「てめー次それで呼んだら葬り去るからな」
鬼のような形相である。
「ご、ごめんね……獄寺くんで呼ばせていただきます……」
少しごっきゅんは気に入っていたのでしゅんとしたエマだった。
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