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「コレとかもか?」
「聞かないと分からないの?」
そこらに自生している葉っぱを取ってわざわざ見せに来る青年に、彼女はイラついたように睨む。
「…すまない、山菜とかは良く分からなくてな…」
「…はぁ…仕分けは後でやるから、とりあえず手当たり次第採って」
恥ずかしそうに頭を掻いた青年にため息を吐いて指示する。
「使えないモノは土の肥料にするから」
「了解だ」
彼女の指示に青年は笑って敬礼した。
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