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「…コレで、全部だ」
一旦スキルでの料理を中断し、昼ご飯を作ってる彼女に青年が手に持っている大風呂敷を見せる。
「中身は?」
チラッと見た彼女は作業する手を止めずに聞く。
「…こんな感じだ」
失敗した…みたいな顔になった青年は慌ててテーブルの上に大風呂敷を広げた。
「…うーん…ギリギリ足りない…かな…?多分、あとこの量の1/3ぐらいは必要かも」
彼女はテーブルに広げられた量を見て微妙な表情になる。
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