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「そうか、なら昼食後にでも街へ買い出しに行こう…必要な物はコレに書いてくれ」
「オッケー」
青年が食材ごと大風呂敷を持ち上げて白紙をテーブルの上に置きながら言うと彼女が了承した。
「…街に行くのか?なら俺も…」
本を読んでいた男が青年と彼女のやりとりを聞いて口を開く。
「…だったらあんたらさ、昼ご飯は街で食べてこれば?」
その方が私は楽だし…と外に出て行こうとする青年と座っている男に彼女が提案する。
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