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「あっそ」
男の力のこもった発言に彼女はどうでも良さげに返して黙った。
「…余計な事を…危うく飯抜きになる所だったじゃないか…」
「…すまん、まさかあんな事を言うとは思わなかったんだ…」
外に出た青年が同じく外に出た男に小声で責めると小声で謝られる。
「…まあでも…彼女は不機嫌だったワケでは無かったんだろうな…」
「…なぜそう思う…?」
ボソッと呟く青年に男がコソコソ小声で聞く。
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