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「グルルルル…!」
「ガルルル…!」
「くっ…!こんなの…自殺行為だぞ…!」
小屋に近づくと魔物達が青年を見て威嚇し始めた。
青年は冷や汗をかきながら警戒し右手で剣の柄を逆手に握りながら歩く。
「グルル…グオフ!!」
「っ…!!」
「ほらコレ、さっきみたいにな」
小屋の玄関で伏せっていたボスが青年を見るとすぐさま立ち上がって警戒したように臨戦体勢を取り、唸った後に吠える。
ソレを見た彼女は袋から箱を取り出して最後の一個のかき揚げを青年に渡した。
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