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「ほら返せ…洗浄スキル『浄化』」
彼女がスキルを使うとフライパン、包丁、フォーク、皿が綺麗になった。
「なっ…!一瞬で…綺麗になっただと!?初めて聞くスキルだが…一体…?」
「体が治ったんならさっさと山を降りる事だな、危ないんだろ?」
青年の疑問を全てスルーして彼女は背を向ける。
「待て!ココは危ない!」
「だろうね、あんたがそんなになるぐらいだから…危ないナニカが来たんだろうね」
彼女は『騎士 Lv23』と表示された青年を一瞥するとそのまま歩いて行った。
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