【最終話】切ない恋

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「おやすみ」 「おやすみ」 おやすみを交わして目を閉じると、 すぐそこまで夢が押し寄せていた。 明け方の夢は正夢になるというけれど ならばいっそ… とびきり幸せな夢を見たい。 私はそう思いながら 力の入らなくなった指先で 彼のTシャツをキュッと掴んだ。
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