始まる僕の理不尽な日常

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【え……今、なんて?】 「はーい、みんなー。席に着いてー」 しばらく待つと、担任の先生が来た。 同時に、蛍さんと銀髪少女は先生の近くに行く。 「せんせー、その子達はー?」 「もしかして、転校生!?」 クラスメートの最後の声で、男子がざわつく。 「はい。今日から皆さんのお友達になる子です。恵菜さん、挨拶してちょうだい」 先生の言葉を受け、銀髪少女は教壇に立つ。 「……林原恵菜……。趣味は輪投げ、特技は早口言葉……あと」 彼女は僕の方をまっすぐ指し、言った。 「……あの子は、私の彼氏……よろしく」 ……WHAT?
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