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びろーど びろーど君は幼い子だが深夜に徘徊する癖がある。彼はビコーズ君に嬲られたのをきっかけに盲目になってしまったのと同時に散々空けていたベッドに居つくようになり瞼を閉じるようになった。 だけど、深夜徘徊をするときの彼の姿は違うらしい。夜勤の看護師によると黒い義眼を見開き、だけども目が見えないし杖も持たないため手さぐりに前方に腕を伸ばし、それをゆらゆら揺らして、足元も眠気からおぼつかないため眠気覚ましにはいい光景だという。きれいな黒髪の隙間から隈がみえるその看護師にお疲れ様と礼を言い、飴玉を上げるとありがとうと跳ねのけられた。潔癖症らしい。
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