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私は、
「…」
と、無言。
…なにを言っても口論になるのはわかってる…
ユリコはそれ以上、なにも言わず、無言で、フェラーリを走らせた。
そして、再び、私が住む億ションの前で、フェラーリを止める、
つまり、マンションの周囲をドライブしただけだった。
私は無言でフェラーリを降りる。
「…ありがとう、寿さん、短い間だけど、楽しかったわ…」
それだけ言うと、ユリコはフェラーリを急発進させた。
…その急発進にユリコの本心が現れてると考えるのはうがちすぎか…
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