勇者たちの朝

7/10
前へ
/12ページ
次へ
げっ!いきなりガン見? 首が動いて隣を見ると、スキンヘッドの男が、一瞬・・・あたしを睨んだが、すぐに相好を崩して言った。 「お姉さん、ちょっと・・・足を動かしてくれると僕・・・嬉しいな。」 ポウ・・・! 主よ・・・感謝いたします・・・。 私をお救い下さいました事を・・・。 私のシークレット・ゾーンから『ロンギヌスの槍』が抜かれた・・・。 汗まみれの私を目の前の女子高生が怪訝な顔をして見ていた・・・。 主よ・・・これは試練ですね・・・私はそう思うと、女子高生に・・・汗まみれの笑顔で言った。 「お嬢さん・・・身嗜みはチェックした方がいい・・・ブラウスのボタンが外れている・・・。」 あたしの言葉に、女子高生は慌ててボタンを留めた・・・。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加