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自動ドアを通るとすぐに
3001の部屋番号をおしインターホンを鳴らした。
ん?
出ない
まさか、やっぱ違う?
そうだよね、やっぱ間違ってるよね
そう思うと足が勝手に動き、気づけばマンションの外まで走っていた。
「何やってんだろ、高級マンションの防犯カメラにびびって、逃げてしまった。けど逆にあやしくなってしまった。」
落ち着け緒川優斗!もう二十歳の大人じゃないか
ふー
もう一回だけ行こう、これで違ったらもう一回考えよう
勇気をふりしぼり、もう一度大きい自動ドアへと向かった。
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