始まりの朝

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しんみりとしてしまった空気の中、すべてを胃に納めたリャドが席を立つ。 「片付けは僕がやるから出掛ける準備をしておいで。」 空になったお皿を重ねて流し台へ運ぶ。 「じゃあ、ヨロシクね。 できたら声かけるから。」 後を頼み、自室への扉を開ける。
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