最悪の出会い

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 そいつは、まっすぐ歩いてくると、遼の肩をがしっと掴んだ。  「え?」 状況が全く把握できないでいる彼を抱き寄せ、唇に自分の唇をぶつけてきた。 「っつ、つ、……? ……!!!」  周りの全てが、遼の意識から吹き飛んだ。  なぜってこの男、遼の唇をこじあけ、舌を……。
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