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朝
日高「なぁ、西島!!1年でめっちゃ可愛い子居るの知ってる?でもその子なんか身体中痣だらけでさ、ありゃぜってーワケありだなー」
《日高光啓…西島隆弘のクラスメイト。友達。西島・末吉と仲が良い。》
西島「なんじゃそりゃ。てか可愛いってどんな感じ?俺の好み?」
《西島隆弘…この物語のヒーローポディション。日高光啓のクラスメイト。友達。日高・末吉と仲が良い。》
日高「知らねーよ。興味あんなら1年の教室覗いてみりゃいいんじゃないの?」
西島「さすがにそこまではしねーよ笑」
昼休み
末吉「西島ー!日高ー!購買行こーぜ!急がねーとパン無くなるぞ!」
《末吉秀太…西島・日高の友達。隣のクラス。西島・日高と仲が良い。》
日高「おう。今行くわ。」
西島「ちょっと2人とも待って!置いてかないでー!泣」
末吉「そーいやさ、可愛いって噂の1年見たんだよ俺!まじで可愛いくってさ、びっくりしたんだけど、それ以上にびっくりしたのがその子の腕にガラス刺さっててさ。どうしたの?って聞いたら逃げられたんだよねー」
日高「まじか!やっぱりワケありじゃん!うわー俺も会ってみたいわー」
西島「(てか腕にガラス刺さってるってどんな状況だよそれ。考えるだけで痛々しい。)」
日高「…しじま。西島!おい!聞いてんのかよ。その1年に会いに行きたくね?」
西島「えっ、用もないのに?」
日高「用ならある!俺彼女欲しいんだよね。ガチで。」
西島「えっ!まさか狙ってんの!?」
日高「まぁ運良く付き合えたらなー。くらいにしか考えてないけどな。」
西島「へー。まぁ頑張れよ!」
末吉「日高がんばー」
放課後
末吉「あっ、あそこにいる子だよ!腕に傷あるし。間違いない!」
日高「おぉー!予想以上にかわええ!」
西島「(ほんとだ。めっちゃ可愛いじゃん。)」
日高「ねぇ!君可愛いね!俺2年の日高!よろしく!名前は?」
?「はっ…はじめ、まして。う、宇野で、す…。なっ、何か、用です、か?」
日高「おぉー。宇野ちゃんね!よろしく!ただ可愛いなぁと思って声かけただけだからー!びっくりさせてごめんね!」
宇野「いっ、いや。だ、大丈夫で、す。失礼し、ます。」
末吉「やっぱなんか変わってるよな。挙動不審っていうかさ。」
西島「なんだろうね。でもなんか気になるね。」
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