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体が痛い頭も痛い 目を覚ました私ここは何処? 辺りを見渡すどうやら森の中のようだ ふらつきながらたってみる全身が痛いふらふらしていると後ろの茂みから何人か現れた 「あんたも助かったのか」そう言われた 助かった?あぁおぼろげに記憶が甦る 私家に帰る途中だったんだ 「貴女を入れて6人助かったのよ」夜の匂いがする女性が言った 「あのいったい何が起こったんですか?」私が尋ねると「バスがナニかをはねて操作を誤ってガードレールからドーン」いわゆるオタク系の男性が言った 「私達以外にも何人か乗っていたみたいだけど結局見つかったのは貴女を入れてこの6人よ」神経質そうな女性が答えた 「何時までもこ、此処にいるわけには行かない大事な仕事があるんだ」眼鏡をかけた中年の男性が言った 「でも携帯電話圏外だぜ助け呼ぶに呼べねぇよ」少しチャラい感じの男性が答えた おのおのパニック状態になっていた 私は「此処にいても意味ないし少し辺りを散策しませんか?もう少しで夕暮れですし」と言った そして皆で森の中からの脱出を試みた 歩けど歩けど木木木時計を見ると13時31分で止まっていた不思議なことに携帯電話も同じ時間で止まっている壊れている訳ではないのにでもかすかに空がオレンジ色に染まり始めている夜が近いそう思った時目の前にドラマに出てくるような洋館を見つけた 疲れがピークに達した6人はいちもくさんに走った玄関のチャイムを鳴らすが誰もでてこないそうこうしていたら雨が降ってきた6人は諦めかけていた時ぎーっと玄関の扉が開いた中から60過ぎくらいの男性が現れた 「すみません掃除をしておりまして少し出てくるのが遅れましたさぁさぁどうぞ中にお入り下さい」そう言いながら中に入れてくれた
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