妖館

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妖館

中に入れてもらった時かすかに何処かで嗅いだことがあるような匂いがした。 「ワタシこの洋館で執事をしておりますチギリといいますどうぞよろしくお願いいたします。さぁさぁさぞや森の中を歩いてきて疲れたでしょう今お飲み物を用意してきますので広間にてお休みくださいませ」 チギリさんは、飲み物をはこんできてくれた 「あ~生き返る」皆口々に言ったその時ボーンっと振り子時計の音が広間に響いた。一瞬ドキッとした 「おやもうこんな時間ですか皆様お腹がすいた頃でしょう?今から夕食の支度をしてきますしばしお待ちください」そう言いながらチギリさんは広間から出ていった ほっと一息ついた時オタク系の男性が言った「あのせっかくだからさぁ自己紹介しない?皆名無しさんじゃ分かりにくいからさぁぼくはぁオモロマチ聖地での握手会の帰りぃ短い間だけどよろしくね」 続いて「私セイラ源氏名だけどよろしくねハート」流石夜の匂いがする女性 「僕はカカシナです出張の途中だったんだ早く連絡取らないと」眼鏡の男性は相変わらず落ち着きがない 「私ユツセです」神経質そうな女性 「俺フカチ、ダチの家に泊まってからの帰りよろしく」やっぱりチャラい感じだ 「私レンジョウです私も家に帰る途中ですよろしくです」皆自己紹介も終わりこれからのことを話していた時広間の扉が開いた振り替えるとそこには、色白の中性的な人がたっていた。私はその人にお礼と挨拶をした「あの突然お邪魔してすみません迷惑だと思いますが一晩泊めていただけませんか?」そう言うとカレ?は目を細めながら「此処にきたのこれでゼンブ?」と聞いてきた。私達が頷くとほくそ笑みながら「そうゼンブ」と言ったなんだか気味が悪い そうこうしていたらチギリさんが料理をもって広間に帰ってきた「おやこれはご主人様お早いお目覚めで」 やはり主だったみたいだ「さぁさぁ皆様沢山作ったのでどうぞ遠慮なく召し上がって下さいませ」そう言いながらチギリさんは、沢山の料理を運んできた。もう何日も食べていないほどにお腹がすいていた私達は詰めれるだけ沢山の料理食べた主は飲み物しか口にしていないがそんな事どうでもよかったとにかく空腹をみたすそれだけだ。
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