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夜だ夜が近いオナカ、すいたな早く夜にナラナイカナ 3人が抜け出してからしばらくして私は少しこの洋館を探検してみる事にした結構綺麗に掃除されてるなぁふと台所にいってみた中にチギリさんがいた声をかけようと思った時チギリさんの独り言が聞こえた「オモロマチ様丸々としてて、カカシナ様はもっとオモロマチ様のように、フカチ様は素晴らしく身が引き締まっているセイラ様は艶やかな、ユツセ様もカカシナ様と同じで、レンジョウ様は、」そう言いながら変わった形の包丁を研いでいた私は静かにその場から離れた。 あまり気にしていなかったがやはり気味が悪い部屋に戻ると見てきたことを2人に話した「マジ!きしょ」セイラちゃんがいった「早くフー君帰ってこないかなぁセイラチョー怖い」ユツセさんは相変わらず何も言わない、そうしている間にも洋館の振り子時計は夜が来るのを知らせる部屋中に響く音がよりいっそう恐怖を演出する。夜だ夜が来た。 しばらくすると玄関ホールからカカシナさん達の声がしたやっと帰ってきた「皆無事か?」セイラちゃんは待ってましたと言わんばかりに駆け出した私もユツセさんと後に続こうとした時だった「おやおや困りましたね外に抜け出していましたか、これは困った主が留守の時に」ゆっくりと近づいてくるチギリさんに恐怖を感じ逃げようとしたが思いのほか早い動きで2人ともつかまってしまった。広間の隠し通路をいき暗い部屋に閉じ込められそうになり近くにあったビンでチギリさんの頭を思いきり殴った怯んだ隙に逃げ出したがユツセさんが足を捕まれてしまった必死で抵抗するも頭から血を流したチギリさんにつれていかれユツセさんは暗い部屋に閉じ込められてしまった玄関ホールにつくとセイラちゃん達が早く早くとよんでいた5人で洋館を抜け出して夜の森を抜け村の方へ全速力で走った
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