疑問

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疑問

チギリが飲み物を持ってもどってきた。皆に飲み物を注いでいるその時レンジョウがチギリにたずねた 「チギリさん少しきいていいですか?」 「はい私で分かることなら」「あの昔ユツセさんに会ったことありますよね」少し驚いた感じだったがチギリは首を横に振った「すみませんがその話は、私はできません」「なぜ!私は覚えてる貴方のこともカノジョのことも!」ユツセが興奮気味に言ったしかしチギリは冷静に飲み物を配りながら「ユツセ様本当に私からは何も言えませんすみません」そうチギリに言われユツセはガクリと肩をおとして椅子に座った。 黙っていたフカチが「言えませんってことは、ユツセのことは覚えてるってことだよな?知っているけど言えないってことだろ?なぁ」フカチがチギリに言ったその時玄関から声がした「フカチ君レンジョウさんユツセさん無事かい?」3人はどこかで聞いたことのある声に驚いたチギリが「行ってはいけません」そう言って3人を止めただがフカチが「あんたを信用したわけじゃない!」チギリが止めるのをきかずに玄関に向かうレンジョウはユツセに寄り添っていたフカチが玄関に行くとそこには、カカシナとセイラがいた驚いたフカチ「大丈夫だったかいフカチ君村の人に聞いたんだ此処のことヤツらは危険だって主が帰って来る前に逃げないと早く行こう」「そうだよフカチ君早く逃げよ」2人が無事だったことにフカチは喜んだ「分かった2人を呼んでくる」そう言って後ろを振り返るとそこに、チギリがたっていた驚いたフカチ「なんだ!邪魔だどけよ」フカチがチギリを押し退けようとしたするとチギリが「セイラ様フカチ様のことフカチ君と呼んだことありましたか?」「はぁ?なにを…」言い返そうとしたがそういえばずっと自分はフー君と呼ばれていたフカチがもう一度振り返りセイラをみるとセイラが手を振りながら「フカチ君早く早く」と言った冷静になって考えるとセイラのしゃべり方がまともだフカチがカカシナに「そういえばカカシナさん家には、連絡できましたか?」ときくと「あぁ家に連絡したよ早く帰ろう」そう言ったカカシナは家じゃなく出張だったはずフカチが「カカシナさん家じゃなかったよな」そう言うと「そんなことどうでもいいから早く帰ろう!」玄関先でうろうろしながら言う2人なぜ屋敷に入ってこないのか?そしてなぜずっと同じ表情なのかまるで人形のようだと疑問に思ったフカチだった
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