生活が一変する行為

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 僕は今、十七歳の高校二年生。大好きな彼女がいる。それと同時に進路についても悩んでいた。進学が就職か。ちなみに彼女の名前は明美で十五歳の中学三年生。 明美は僕の妹の友達で同級生だ。そして、今は七月で付き合ってからちょうど半年になる。僕の男友達は自分の彼女とはすでに初体験を済ませたと言っていた。僕も早く初体験をしてみたいと思っていた。ある日曜日、僕の家は両親が用事で不在だった。僕はこの時がチャンスだと想い、明美を呼んだ。いつものように楽しく会話をしたりしていて、ふと間が空いた。僕は明美を見つめた。そして、明美も僕を見つめている。僕は彼女を押し倒し、多少嫌がってはいたものの、めでたく初体験を済ませることに成功した。だがだ。一週間後に突然、明美から別れを切り出された。理由はこの前、嫌がる私を無理矢理犯した、というものだった。浮かれていたのは僕だけだったのかと思うと悲しくて悲しくて仕方がなく、すっかり意気消沈してしまった。町で顔を合わせることがあっても無視された…。そんな暗い日々が続いた。そして、あれから一年後、僕のスマホに一通のメールが来た。時刻は夜十一時頃。相手は別れた彼女の明美からだった。「話がある。前に会っていた公園にいるから来てほしい」という内容だった。僕は公園に向かい、久しぶりに明美の姿を見た。彼女は赤ちゃんを抱いていた。「よう。久しぶり」とぎこちなくあいさつした。明美は「ごめんね、遅くに。大事な話しがあって…」うん、それでどうしたの?っていうかこの子誰の子?と訊いてみた。すると…、「あなたの子よ。一年前、私とエッチしたじゃない?その時の」僕はもの凄く驚いた。「え!マジ!?」 と。「あの時はすごく悩んだ…、親はおろせと言うし…。でも、私の中ではいつの間にか決まっていた。産むという決意がね。それでさっきまで、親と話ししてたの。あなたとよりを戻したらどうかというね」僕はその場でしばらく考え、「少し時間をくれ」と言った。翌日、僕は両親に昨日の話を聞かせた。案の定、仰天していた。だが、しばらく時間が経って「責任をとらなくちゃな!」と言われ、僕は覚悟を決めた。そして結婚を決意し、明美に伝えると彼女はとても嬉しそうにしていた。ちなみに僕もまだ明美の事が好きだった。僕らに新たな生活が訪れた。
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