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“あの木に
母親代わりとして
見込まれてしまったにゃら
やり抜くことも歌子には
必要にゃ。
もちろん強制は
あの木もしていにゃい。
いやにゃら
辞めてもいいにゃ”
「それじゃあ
駄目でしょ!」
言われた言葉の
意味の大きさに
呆然としていた歌子は
あまりにも
タイミングよく
聞こえたその声に
我に返った。
今日は
店の仕事をまるきり
していないばかりか
それ以上に精神的に
めまぐるしい気がした。
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