第5話 白詰草

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第5話 白詰草

「ライ、ようやく 見つけた」 「らいこう、じゃなくて よりみつ、だと 何度言えば 覚えるんだアレク」 勝ち誇ったような 笑みを見せるアレクに 呆れたように言う頼光は 腕を組んだ。 「いいじゃないか、 そっちの方がカッコイイ」 最後だけ 日本語で言ったアレクは 罵倒する言葉を 呟いた頼光に 詰め寄ろうとした 背後の男たちを 手をあげて止めた。
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