第1章

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「さぁて、いいかお前ら一度しか言わないから、俺様の言うことを聞け」 「ーっ」 道場に15人を集めて尊は袴を身に纏う、15人の陰陽師達も袴を身に纏っている、陰陽師の正服では激しい修業には不向きだ。 「まずは、基礎体力だ」 「あの…すみません、俺達は毎日毎日体力強化しています」 ふーっと吐息をつく、パチンッと扇を閉じ霊力を高めるとぶわっと真っ白な霧が出てくる、真っ白な服を着て虹色の羽衣をヒラヒラと せている可愛いい少女がにっこりと笑顔をみせる。 「尊~呼んだ」 「フフッ…まぁ尊~っ久しぶりに呼んだと思ったら、何故朱雀だけなん」 少女は朱雀と呼んだ少女に冷たくいい放つ、少女はフフッと笑う。 「私をご使命なのよ尊は、玄武は帰りなさいよぉ」 「何を~っ、尊は私もいるわよねぇ、朱雀だけだなんてあんまりだわっ」
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