第1章

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しまったと思ったがもう遅い、朱雀を呼んだのは可愛い女の子だったからだ。 可愛い10歳の容姿をしていれば、寡黙で厳つい奴と動物にしか興味がない奴とまだ幼く人見知り、嫌神見知りする子にオネェの関西弁ならば可愛く愛想がいい朱雀しかいなかったのだ。 後は…犬だが怖がれるのが分かるし、何よりも手加減が出来ないので却下だ。 「玄武…お前は呼んでね…御呼びじゃねよ」 「まぁ、酷いわっ」 酷いと言っているが喜んでいる風にも見て取れる。 尊は深く長い吐息を付き、玄武を冷たい目で見る。 「もっと罵倒してちょんだい、尊ちゃんのS発言私大好きなんや」
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