第1章

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「淡いな」 陰陽師にとって一番大事な事は人ならざる者が見え・対峙出来る事。 普通なら霊力はキラキラと強く輝くが、今目の前に居る15名は全く色がない。 「…教育し直しだなぁ」 「…尊様正直に言い過ぎです」 「私が面倒みますよ、尊様久し振りに教育しがいがありそうな方々ですし」 にっこりと綾乃が不適に笑う、綾乃の教育はかなり怖い、死ぬギリギリの瞬間まで修行は続く。 「なら頼む、だがくれぐれも無茶はさせるなよ東の塔を敵にはまわしたくないからな」 「…はい」
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