第1章

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「綾乃お前私に近付くな」 「うふふっイケズでいけないネェ、つれないじゃないかぁ」 綾斗がブルッと体を震わせて寒イボが出来たのか、両腕でを擦る。 「その口調ウゼェよ、綾音様の教えのせいとは云え、綾音様の口調で綾乃だとムカック」 「なっ、理不尽よ」 綾音は綾斗と綾乃の父親だ、陰陽師副長とされている、陰陽師の最高長位の御方の名前だが、性格は…言わずともなオネイだ。 「いいから、いくぞ一気に片付けるぞ」 ギュッと扇状に大切そうに握り込む、霊力を精神を高める、此処からは戦争だ。
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