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昔見たアニメで、起きたら知らない天井だとか言って起きてる主人公をふと思い出した
そういう経験は案外無くもない
友達の家に泊まりに行ってたのを忘れてて、起きたら天井が違っててビックリした事なんてよくある
俺は有村紳助
どこにでも居る高校生ってやつだ
特に夢もなく、普通に高校に通って、小遣い稼ぎにバイトをして、昨日も少しスマホをいじって寝た
俺の部屋はあまり日差しが入らないが、昼過ぎになるとこれでもかってくらい明るくなりカーテンが無きゃやってられない
そして日差しで起きる時は大抵学校に遅刻してる時、まさに今起きてる事だ
俺は既に諦めながらゆっくり目を開ける
「…え？」
そこには見知らぬ天井どころか、青空が広がっていた
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