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剣は綺麗に手と俺の身体をすり抜け...無かった
手のひらと指は別れ、俺は抜けられるくらいに開放された
俺は急いで手から這いずり出た
2度とこんな体験したくないわ
「大丈夫か?」
久しぶりに聞いた人の声、その持ち主はもちろん甲冑の人だった
顔の甲冑を上げながらその人...女性がこちらを見ていた
露になった金髪と青い眼、日本人では無く外国人の様だったがとても綺麗な日本語を話してくれる
うん、超絶美人
まるでゲームの世界に入り込んだ様な展開だ
「ホントにギリギリだったな、このギガウサギは雑食でな、動物を潰してはすぐ握りしめて肉団子にするんだ。」
「ウサギ!?ウサギなのこれ!?」
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