第13章 わたしには甘すぎる

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でないと袖の片隅で人目も憚らず立ったまま最後までやる羽目になる、あの状態じゃ。わたしも大概だけど全開の彼も理性のぶっ飛びようが半端ない。冗談抜きであの場でやるつもりだったんじゃないか、と思うくらいの勢いだった。 わたしたちはお互いあの状態の時は近づいたらいけないみたいだ。 へたり込んだまま膝を抱えた。これからも彼と一緒の現場で仕事をしたいと思うんなら。その辺、しっかり肝に銘じて気をつけなきゃ…。
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