出会い

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立ち上がりたいのに、黒い小人が足にもう無数にいて上半身によじ登ろとし、 手で追いはらうもどんどん身体に上がってくる。 助けて~ その時、ものすごく大きな黒いものが寿葉の上を覆い被さった。 もうダメ… 急に軽くなり、視界が明るくなった。 見ると__寿葉より大きな黒い犬がいた。 黒い小人をくわえては、放り投げていた。 こんなに大きい犬なのに、助けてくれたんだと寿葉はボーと見ていた。
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