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「あの、すみません」
突然自分に声を掛けてきた三つ編みの女性に優しく声を掛ける。
「どうしたの?」
「すみません。この場所に行きたいんですけど? 道、分かりますか?」
三つ編みの女性に変装した一夜零は、天童穂積に一枚の写真を見せる。
「ここなんですけど?」
「!?」
零が差し出した写真を見た瞬間、その場から逃げ出す穂積。
写真の中身は、ホテルの一室で茶髪の女性とターゲットがまさに密会している瞬間を捉えたもの。
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