長いprologue

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「真似をするな」 「先に言うなよ」 二人の間に暫し静寂が流れる 「はははっ、お前一夜漬けか、そりゃあキツいぜ」 「まあな、そういう友樹はどうなんだ?」 "彼"がそう聞くと、 「俺か?ふふふ、聞いて驚くなよ?」 友樹はそういうと、少し間を開けて 「俺もだ!!」 「ふーん」 彼は興味無さげにそう返した。 「って、そんな返しはないだろ!?」 「……」 「……」 そして、しばらく続いた沈黙を破るように、二人は笑いだした。 『ははははは!』
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