長いprologue

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「…………見ていたな?」 「……見てしまいましたが」 彼は観念したのか、素直にそう答えた。 それを聞いたカイトは 「いいか?このことは他言無用だ。他の人に知られでもしたら面倒になる」 「はぁ…分かりました。言いません」 その返事を聞いて安心したのか、カイトは 「そうか、話が早くて助かる」 そう言って、彼とすれ違うように歩き、去ろうとしたところで、異変が起こった。 「…なっ!?」 「……!!」 突然、空の彼方から何かが線を引いて彼らのいる所に墜ちてきた。
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