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「お~、やっと起きたか」
微睡みから目覚めた僕を待っていたのは、あの時、共に爆発に巻き込まれた筈のカイトと呼ばれていた少年だった。
辺りを見渡すと、辺り一面が真っ黒な空間だった。
…そして、カイトの側には…
――目覚めたようだな。――
真っ白な光のようなものででき、オーラの如(ごと)きものを纏った球体のようなものか佇んでいた。
"彼"SIDE OUT
「あの…、あなたは…?」
――ワタシは、世界を造る者の一柱、オマエ達の言う神様のようなものだな――
自身を神のような者と名乗るその球体はその後、
――オマエ達を此処に連れてきたのもワタシだ――
そう、言った。
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